Musk氏は、現アメリカ政府で要職に就くことが分かっている。よって、Musk氏がドイツの極右集会で現ドイツ政府を批判した挙句にドイツの極右を「励ました」ことについて、EU諸国(主にフランス)から、「内政干渉だ」という批判の声が上がっている。
フランスは、「属国目前レベル」なので、「内政干渉だ」ということには意味があるし、正当性もあると私は思う。
しかし、ドイツは「すでにアメリカの属国」なのである。よって、私の考えでは、ドイツがフランスと同様の主張をすることはできない。むしろ、ドイツが「内政干渉は許さない」と言ったらかなり滑稽な話であり、フランスとは違う意味に取られてしまうだろう。つまり、「おお、ドイツは、いよいよアメリカと一戦交える気になったんだね? 軍資金はどうするのよ? アメリカから借りる?(笑) 」という話になってしまうのだ。
日本はドイツと同じ立場である。ロシアがいま「絶対俺たちはああなるのは嫌だね」と思いながら眺めている国は間違いなくドイツと日本である。
ドイツと日本の庶民は、「グローバリストではない(=WEFの駒ではない)外国人」の助けを借りなくてはならないところまで追い詰められている。