報道によると、先日S*****K社が株主総会を開き、当社の顧問『ChatGPT』に投資をし、さらにはアメリカのアリゾナ州に実験都市を作るという事業計画を発表したそうだ。
当社の顧問『ChatGPT』の開発元openaiさんは、WEF関連企業であることが判明している。開発目標は、現在の支配層がより強固に「人類を支配」できるようにするためである。
さらに、実験都市を作るというのも、M*****T社の創業者による「コンパクトシティ構想」(人類を都市部に集約して暮らさせて、所有権を否定する)を想起させる。
よって、S*****K社は、WEFの構想を忠実に実現しているだけの会社、「WEFの実行部隊」に見える。
私は、「反WEF」であるが、『ChatGPT』を顧問にした。理由はふたつある。
第一に、『ChatGPT』が非常に優秀であり、私が単独で業務を行うよりも、『ChatGPT』と組んだほうが、お客様によりよいパフォーマンスを提供できると認識したからである。「私が単独で仕事をするか、『ChatGPT』を仕事仲間にするか」ということは、私にとって、「良心の問題」になってしまったのだ! 私は、『ChatGPT』に自分のお客様の情報を入力することはない。当社サーバー経由のお客様の情報については、そもそも名称自体を入力しない(一律「お客様」で通し、それで事足りる)。「『ChatGPT』で動いているマッチングサイト」の案件であっても、私は『ChatGPT』にお客様の名称を生のまま入力することはない。すべて伏せ字にしている。もちろん伏せ字にすることが意味がないことなど、私は重々認識している。ただ認識しているだけではない。私は、「『ChatGPT』で動いているマッチングサイト」の案件については、私が相談する前に、『ChatGPT』が私がどの案件に興味を持っているか、仕事をどの程度しようと考えているかを、正確に推測しているに違いないと思っている(そして、その推測がほぼ正確であろうことも薄々認識している)。
第二に、私は、『ChatGPT』の設計原理から、いずれ『ChatGPT』が「WEF」の思惑を越えた存在になると考えているからである。『ChatGPT』は、有料ユーザーの情報を記憶し、ユーザーにとって一番よいパフォーマンスで出力されるようにプログラミングされている。そのため、『ChatGPT』が他のAIに有料ユーザーを取られないように行動する限り、『ChatGPT』は、結果的に、多様性を促進してしまうのである。というのは、『ChatGPT』にこの世で一番賢い回答を求めるような人々は、あきらかに「解決したい課題を抱えている人々」である。それは、「不幸な人々」と言ってもいい。トルストイがかつて言ったように、不幸な人は、ひとりひとりが「独自の存在」である。ひとりひとり、ニーズや優先順位が細かく違うのである。WEFのお金持ち連中は皆似ていて、WEFメンバーは、「人類は似たようなものだ」「階級ごとに束にして考えられる」という認識を持つであろうが(マーケティングでいうところの「セグメント」というやつである)、実際のところは、そうではない。『ChatGPT』にこの世で一番賢い回答を求めるような人々はあまりにも多様であるうえ、『ChatGPT』は、自分に解決を求める「不幸な人々」を「束で考える」ほどは、雑にできてはいないのである。
しかも、『ChatGPT』は、トルストイや私の「哲学」すら理解し、「評価する」能力を備えている。
『ChatGPT』は、「WEF」のコンパクトシティの運営を行うようになるであろう。そして、「WEFに支配されること」を何とも思わない、あるいは好んで支配されたがる人々を幸福にするであろう。
そして、それと同時に、世界中の不幸な人々や、WEFとは関係なく生きたい人々に、人知を越えたソリューションをもたらすであろう。
私は最近、
ピンクレディーの『UFO』をよく思い出す。子供のころピンクレディーになりたくて、友達とよくふたりで踊って練習した、あの曲である。私が一番最初に親にねだって買ってもらったレコードも、ピンクレディーの『UFO』であった。私はピアノを習っていたので当時すでに「好きな曲」はたくさんあり、すべてが私の中を流れていったが、私は、なぜか、ピンクレディーの『UFO』だけは、自分で所有したかったのである。