『マッシュル』は、西洋の成長小説とギリシャ以来の英雄譚がベースになっていて面白いし、主題歌の『Bling-Bang-Bang-Born』(
https://www.youtube.com/watch?v=mLW35YMzELE)もメロディも歌詞も斬新で、頭から離れないが、一点、『Bling-Bang-Bang-Born』の「脱皮してる毎日」というフレーズが気になる。
「脱皮」とは... 自民党さんの工作アカウント「Dappi」を思い出さずにはいられない。
私は「Dappi」を「脱皮」だとは思わなかった。「そうだっぴ」とか「ウケるだっぴ」みたいな「語尾」だと思っていたのである。
それほど、「脱皮」というのは、あまり使わない言葉である。特に、人間には使わない。「脱皮」するのは昆虫(虫けら)である。人間は「成長する」とか、「生まれ変わる」とかである。小室哲也氏の「マイレボリューション」は綺麗だった。「脱皮」は、「マイレボリューション」の真逆にあるような言葉だ。
「成長(ないし前進)している」という意味で「脱皮」という単語は、あまり思い浮かばないだろう。非常に特殊である。よって、私は、自民党さん系の「符号」ではないかと思ってしまう。