アメリカのメジャーリーグの通訳である水原氏が、カリフォルニア大卒であると学歴を詐称し、さらに大谷氏とは別のメジャーリーガーの通訳として選ばれたことがあると経歴まで詐称していたそうだ。TwitterJapan(X)では、日本人ユーザーの多くがこの「経歴詐称」という言葉に大反応し、タレントの「ショーン・K」の「学歴・経歴詐称」を蒸し返して文字通り「大喜び」している。「水原 経歴詐称」でTwitter検索すると、「ショーン・K」の話題ばかりが上位に表示される有様である。
なぜ、タレントの「経歴詐称」でそれほど盛り上がれるのか、私にはまったく合点がいかない。日本のタレントの経歴詐称は今に始まったことではない。「タレントの経歴詐称」は、タレントの意志とは無関係に広告代理店や事務所によって宣伝活動の一環として「勝手に盛られ」ていることが多く、取り上げるような意味などないのである(一般人がその話題を取り上げるのは、広告代理店の宣伝活動を盛り上げてやるということにほかならない)。
「経歴詐称」といえば、斎藤ウィリアム浩幸(=Mr.William Hiroyuki SAITO)氏の事件(
https://mesh2.net/channel/rainbowlinkinc?mid=https://mesh2.net/item/6945bc69-2d2c-45f6-a910-3505a027264f)を蒸し返すべきだと思うが、なぜTwitterJapanユーザーは、それほどまでに「ショーン・K」ばかりに言及するのだろうか?
斎藤ウィリアム浩幸氏の経歴詐称は、「WEF関係の不正」「新植民地主義の支配の手口」の話なのだ。当社のXアカウント周りではワールドワイドに「WEFの不正」は「ドンピシャに中央の話題」なのだが、TwitterJapanでは「WEF」はまったく話題にならない(正確には、それを話題にしたアカウントはシャドーバンされているか、すでに抹消されている)。百歩譲って「WEFの話題」がTwitterJapanでは運営側によって「事実上のタブー」に設定されていると仮定しても、斎藤ウィリアム浩幸氏の経歴詐称は、「一般人が公金で儲けたという話」をゆるせないTwitterJapanの「自称保守層」には、「ゆるしがたい」「忘れがたい」話であるはずなのだ。それは自民党用語でいう「公金チューチュー」な事件なのである。野党的には「エリートによる不正な登用による社会文化の破壊行為」であり、格好の与党(特にオリンピックに利害を持つ自民党重鎮)を追求できるネタであるはずなのだ。
おかしい。まったく、おかしい。
私は、先ほど「火消し記事」を見たせいか(
https://mesh2.net/channel/rainbowlinkinc?mid=https://mesh2.net/item/0fc09844-56b1-4787-985e-cd17f0192fd2)この「ショーン・KをめぐるTwitterJapanの盛り上がりっぷり」にも、「火消し臭」を感じてしまう。つまり、私には、「ショーン・K」なる人物は、「斎藤ウィリアム浩幸」氏の経歴詐称のスケープゴートなのではないかと思えてならないのだ。「ショーン・K」なる人物は、最初から、「斎藤ウィリアム浩幸」氏のスケープゴートとして某大手広告代理店によって用意されていた人物だったのではないか?