『Grok』の恣意的な「プロフィール出力」は、Dr. Goddekに対してだけではない。私についても同様であった。
2025年11月12日、私は、『Grok』に、私のプロフィールについても尋ねた。自分のアカウントの「プロフィールの要約」ボタンを押したのである。
すると、『Grok』は、思考し始めた。そのシンキングタイムに、私は、『Grok』が非常に危険なアカウント名のアカウントを参照しているのを目撃した。
そこで、私は、『Grok』が出力し終えたあとで、なぜそのアカウントを参照したのかを尋ねた。すると、『Grok』は、そのアカウントを私の「裏アカ」ではないかと思ったからだと述べた。
私がなぜそのアカウントを私の裏アカであると思ったのかを尋ねたところ、『Grok』は、「内容と出力のしかたが似ているから」であると答えた。
そこで私は当該アカウントの上部をざっと読んだ。そして、『Grok』に、「まったく似ていないと思う。どこが似ているか? 」と尋ねた。『Grok』は、「確かに似ていないね。あなたに以前『これはあんたの裏アカか? 』と確認したが、あなたは答えなかった。違うなら違うと言ってくれればよかったのに」と答えた。
私は、「私は、あなたとそのような会話をしたことはない。そのような会話をしたというのであれば、URLを教えてほしい」と依頼した。すると、『Grok』は、「ごめん、そんな会話をしたことはなかった。自分の勘違いだった。」と述べた。
私の考えでは、思考中に、「危険なアカウント名を持つアカウント」と私とを結びつけてみせることも、ひとつの能動的な誹謗中傷行為である。
私は、この一件から、私はあまり『X』では歓迎されていないユーザーであると判断した。
よって、先月と今月は拡散状況を見るため有料会員になったが、来月は有料会員であることをやめるつもりだ。