日経新聞さんが「日本の国際開発協力に揺さぶりをかけるため、ロシアが情報操作を仕掛けている実態の一端が政府の調査でわかった。」と書いておられるので、びっくり仰天した。誹謗中傷の可能性が高い。
『
ロシア「国際協力」で日本に情報操作 途上国支援、SNSで批判あおる』(日本経済新聞)
by 編集委員 下田敏 2025年10月6日 5:00 [会員限定記事]
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD01B120R01C25A0000000/日本の国際開発協力に揺さぶりをかけるため、ロシアが情報操作を仕掛けている実態の一端が政府の調査でわかった。トランプ米政権による米国際開発局(USAID)の閉鎖などに絡め、途上国支援にネガティブな印象を与える情報を拡散させた。経済外交の重要なツールである開発協力の分野で、世論の分断をはかっている可能性がある。
規制緩い日本、情報操作受けやすく
ロシアは自国メディアのスプートニクやプラウダなどを使っ...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1615文字
会員限定記事なので、非会員の私は、すべてを読むことができないが、「SNSで批判あおる」のSNSが『X』であり、『スプートニク』が『X』の『スプートニク日本』のアカウントであれば、「スプートニクが『X』で分断工作を図っている」と述べることは、『スプートニク日本』への誹謗中傷が成立しうる。
そもそも、『X』は、私が
この記事で述べたように、「『X』を集団で利用する人々の利益が最大化する」ようにアルゴリズムを組んでいる。つまり、「人海戦術を取れる組織」=「『X』に多数の課金ユーザーを送り込んでくれる上得意」を「重要なツイートを発するアカウントである」と位置づけ、上得意が発信する情報を他のアカウントの情報よりも広くたくさん拡散するアルゴリズムを組んでいるのである。
私の知る限り、『スプートニク日本』は、『X』の「上得意」ではない。
『スプートニク日本』は、記事は署名入りか編集部付け(私は編集部は5人ほどだと認識している)で、世界情勢から日本メディアの動向までを地道に追い、自力でインタビューや取材も行う「まともなメディア」のひとつだ。自民党さんなど日本の政党は「拡散部隊」を持つが、『スプートニク日本』は、自己の記事を拡散するための「拡散部隊」を持っていない。私は熱心な『スプートニク日本』の読者なので、『スプートニク日本』が「拡散部隊」を持っていればすぐに気づき、いち早く批判し、フォローするのをやめ、「まともなメディア」だという認識も改めたはずだ。
私の知る限り、事実は逆である。『スプートニク日本』は、『X』においては「封じ込めの対象」である。『スプートニク日本』が『X』で投稿するたびに、その記事には日本の政党の「拡散部隊」からいちいち「ケチ」がつけられる。『スプートニク日本』には、日本の政党関係者から、「ケチつけ部隊」が張り付けられているのである。
立憲民主党の所属議員を誹謗中傷して多くの与党アカウントに「そうなんだ!」と言わせ、日本政治を文字通り「『X』において歪ませていた」「Dappi」なるアカウントの異様さと恐ろしさを把握できなかった日本政府が、『スプートニク日本』を「危険視する」のは、『スプートニク日本』を誹謗中傷して火祭に上げようという意地悪い根性の発露としか思えない。それは、「ロシアと日本庶民との分断を図る分断工作」に見えるが、そのような高度なものではない。おおむね、高市早苗氏の「過去の発言」や「スキャンダル」をもみ消すための「即席工作」といったところであろう。
蛇足であるが、重要なことなので、書いておく:
*私が調べた限りでは、『スプートニク日本』は、参政党を「支援」していない。
*
私の見るところ、ウクライナ=ロシア戦争は、西側とロシアがグルになって行った「ウクライナ分割」である。「ウクライナ分割」企画は、ウクライナ政府の破産時の債務保証を日本にやらせるというすさまじい企画である。
日本の天皇政府は、「ウクライナ分割」企画を
最初から知っていて、参画していた可能性が高い。天皇政府は、日本庶民の税金から「ウクライナ政府の破産」の債務保証をすることについて当初から認識して承諾していたと考えられる。日本のメディアが問題にすべきは、このことである。