アメリカ人は大統領選挙をやめて、アナーキーへ移行したほうがいいと思うなあ。
アメリカ人は、なぜ「トランプ氏かハリス氏か」というような「究極の選択」に陥ってしまうのか。
「究極の選択」ということは、「妥当な選択肢がない」と言い換えることができる。
そもそも「その選挙」には「妥当な選択肢がない」のだから、選挙をする意味がないではないか。
トランプ氏が「平和の使者」であるわけがない。なぜなら、トランプ氏は、イスラエルのガザ攻撃を支援することを継続するそうだからだ。トランプ氏が「やめる予定だ」とおっしゃっているのは、「ウクライナ=ロシア戦争」へのウクライナ支援だけである。
しかも、トランプ氏は、「対ディープステートの男」でないことも明らかになっている。トランプ氏は、前期、スノーデン氏もマニング氏もアサンジ氏も恩赦しなかったからだ。もしトランプ氏が「対ディープステートの男」であれば、スノーデン氏もマニング氏もアサンジ氏も全員恩赦したうえで、庶民のために真実を明らかにした彼らの功績を讃えていたはずである。
また、ハリスも、「平和の使者」ではない。ハリス氏はバイデン氏の路線継承をうたっているので、具体的には、イスラエルのガザ攻撃を支援することを継続し、「ウクライナ=ロシア戦争」へのウクライナ支援も継続するという意味である。しかも、ハリス氏は、その演説から、異様に好戦的であることが明らかになっている。ハリス氏は、外交上アメリカが「勝つ」ためであれば、バイデン政権下で起きた「不備」「不正」を隠蔽することは間違いないだろう。関係性を「勝ち負け」で考えるなど、時代錯誤も甚だしい。政治はスポーツではない。
アメリカ人の一部が「バングラデシュ人は頭がいい」だの、「バングラデシュの大学生は賢い」だのとおっしゃっているのを見たが、私に言わせてもらえば、アメリカ人も充分賢い。「バングラデシュ人が民主主義革命を達成できたのに、アメリカ人がなぜこんな政治を変えられないのか」という問いの答えは、日本人が見れば、実に簡単、実に単純である。「バングラデシュ人が民主主義革命を達成できたのに、アメリカ人が何もできない理由」は、「バングラデシュの革命にはアメリカ政府が金を投入したが、アメリカ人の革命の意欲にはアメリカ政府が金を投入しないから」である。
バングラデシュ人とアメリカ人の違いは、「頭のよしあし」にはない。
日本人に言わせていただければ、単に、「アメリカ政府から、政治活動に大量の資金を投入してもらえたか否か」という話である。
アメリカ人には気づいてもらいたいのだ、アメリカ政府は、アメリカ人のために金を使うことはない、ということを。アメリカ政府は、西側のグローバリストエリートを儲けさせるために、アメリカの外で、アメリカ人の金をパッパと使ってしまうのだ。
アメリカ人は賢い。頭はいい。そこは問題がない。自国政府の金を使い方を見てよく考えればいいだけだ。頭がいいんだから、わかるはずだよ。
それから、アメリカ人は「革命したい」と言わないほうがいいよ。なぜなら、アメリカ人の「革命したい」の内容は、「自国政府が自分たちに金を使ってくれないから、金を使ってくれる政府が欲しい」というだけの話なのに、アメリカ政府から、「ロシアに革命支援を依頼した」みたいな話にされてしまいそうだからである。というのは、私は、『X』で、アメリカ人の発言がでっちあげられたりねじ曲げて解釈されているのを見るので、そう思うのだ。あるツイートが私の目に入るということは、そのツイートが『X』の検索上位に入っているということを意味する。『X』の検索上位に入るようなツイートは、多数のいいねやretwを集めたからである。私の知る限り、著名人のアカウントではない限り、工作アカウントでなければ、『X』の検索上位に表示されるような状態になるわけがない。だから、「アメリカ庶民の発言をでっちあげたりねじ曲げたり、それにあらぬレッテルを貼ったり」しているのは、アメリカの民間人(政府と関係のない人々)ではない。「仕事で世論操作をしているアメリカ人」である。
アメリカ人は、革命を希望するのではなく、「アナーキーに移行する」のが現実的だと思うよ。よく考えてみて。「アナーキーに移行する」には金がいる。アメリカ人は「すでに金を持っている」はずだよ。よく考えて。よく思い出して。
【編集履歴】
Aug 26, 2024 11:23 (JST) てにをはの間違いを修正しました。
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