私は、公式サイト(*.Rainbow-Link.com)を、自分で書き下ろした『
レインボーリンク』というソフトウェアで動かしているのだが、その機能のなかに、アクセスログ取得&解析システムがある。このサイト(
Mesh2.net)では、そのシステムを利用していない。私は、このサイトでは、Apacheのアクセスログだけを利用している。具体的には、Apacheのアクセス解析結果を取得するプログラムをShellで書いて閲覧している。
そのログによれば、私が書いた記事は、大勢のかたに読んでいただけているようである。私がここに発信拠点を移し、本格的に発信を開始してから1ヶ月そこそこであるにもかかわらず、だ。私がここに当社の発信拠点を移す前、当社は『Twitter』を発信拠点にしていた(
https://x.com/RainbowLinkIncnitter:
https://any-nitter-url/RainbowLinkInc)のだが、当時から当社には「固定読者」がついていたので、それは「ある程度予想していたことである」とも言えるし、数だけ見れば、「予想外のことであった」とも言えるのだが、アクセスログには、『Twitter』(『X』)と検索エンジンからの流入ログは記録されていない。私は、『Twitter』(『X』)の当社の公式アカウントの最上部に「ここに発信拠点を移したこと」を伝えるツイートをピン止めしているし(
https://x.com/RainbowLinkInc/status/1749459266422116372nitter:
https://any-nitter-url/RainbowLinkInc/status/1749459266422116372)、ツイートで個別記事のURLの宣伝をしたこともあるのだが(
https://x.com/RainbowLinkInc/status/1748750010873942331nitter:
https://any-nitter-url/RainbowLinkInc/status/1748750010873942331https://x.com/RainbowLinkInc/status/1753480182596542645nitter:
https://any-nitter-url/RainbowLinkInc/status/1753480182596542645)、『Twitter』(『X』)から当社の発信活動を追いかけてくれたかたは「ひとりもいない」のである。当社公式サイト上の『Mesh2Net』の案内ページ(
https://jp.Rainbow-Link.com/catalogue.htm?&item_no=RLS26ja&link_id=Mesh2Net)にも、「link_id=X」というクエリログは一件も残されていない。
どういうことか。
「
当社には、『Twitter』を発信拠点にしていた時代から「固定読者」がいる。だが、それは、「『Twitter』(X)のユーザー」ではない。」
ということだ。
正確には、こういうことだ。
「
当社には、『Twitter』を発信拠点にしていた時代から『固定読者』がいるが、それが誰なのか(どういう人々なのか)、当社は知らなかった。『Mesh2Net』に発信拠点を移して、「固定読者」のなかに「『Twitter』(X)のユーザー」が一人もいないということだけは判かった。」
おそらく、現時点で、当社の言いたいことを理解できたかたは一人もいないであろう。
「謎かけ」のようなこと言って申し訳ない。順を追って話そう。
私が「当社の固定読者」と呼んでいる人々は、私が『Twitter』を発信拠点にしていたころから、「当社のツイートを読み、反応してくれる人々」のことである。「当社のツイートを読み、反応してくれる人々」は、「『Twitter』の中で『リツイート』や『いいね』をする人々」ではなく、「『Twitter』外で当社と接触を試みる人々」であった。私は、当初、「当社の固定読者」の皆様が当社に「『Twitter』外」で連絡をくださる理由を、皆様が自分のお願いを聞いてくださっているからだと思っていた。私は、もともと、自分のほうから、「ツイートへの反応は、当社の公式サイトのお問い合わせフォームからいただきたい」とツイートしたり公式サイトに書き込んだりしてお願いしていたのである。私は、『Twitter』に参加した当初から、見知らぬ人と「深い会話」をする気はなかった。少なくとも当社サイト(や当社の関連サイト)でIPアドレスくらいは残す気のある人と会話がしたかったのである。
私が『Twitter』に当社の公式アカウントを開設したのは、2013年の11月14日のことだった。その2年前、2011年に、見知らぬ『Twitter』ユーザーに嫌がらせをされたことがあったので(
https://www.Rainbow-Link.com/news.htm?&event_no=1604211105&searching_no=1)、私は『Twitter』に興味もなければ参加する気もなかったのだが、友達と、日本の政治の噂などを検証し、「どういう記事が日本人に刺さるのか」を調べたいねという話をしたことがきっかけで、『Twitter』に目を向けることになった。というのは、当時、我々は、東京都知事選の選挙結果に納得ができずにいた。私は、「日本人が東京オリンピックを開きたいと希望している」とは、信じられなかったのである。
『Twitter』にアカウントを開設し、2年くらいは、私は「友達のアカウント」の管理やらネタ提供やらを主にしていて、当社のアカウントでは、『Twitter』公式APIで自動ツイートボットを作って、決まり文句をcronで毎時投稿するくらいだった。自動ツイートの内容は、当社のソフトウェアやアプリの「宣伝」だった。
「アカウントの管理をしていた」とさらっと述べたが、実際その作業は面倒なものだった。私は自分と友達のアカウント管理作業を始めて、半月もしないうちに、アカウントの管理作業に嫌気が差してしまった。そこで『Twitter』公式APIでアカウント管理用のボット(自動フォローバックと自動アンフォローバックボット)を作って、管理作業をボットに実行させることにした。それが非常に快適だったので、私はそれまで販売していたSEO系のサービスにこの開発したばかりのボットを組み込み、当社のSaaSとして一般に販売することにしたのだった。2013年12月25日のことである(
https://jp.Rainbow-Link.com/news.htm?&event_no=1112111325&searching_no=2)。
そんなある日、友達は、『Twitter』Japanの経営陣のひとりが、自民党のサポーターと見紛うばかりのツイートをしている(
https://x.com/matomame_tw/status/904195424730284032nitter:
https://any-nitter-url/matomame_tw/status/904195424730284032)のを見、それを契機に、(当初調べる予定だったことをまだ調べられていなかったにもかかわらず)、『Twitter』を離脱してしまった。また、そのころ、『Twitter』が「複数アカウントの禁止」という方針を打ち出したので、当社は、「リツイートできるツイートかそうでないか(『Twitter』事務局=自民党=当局にブロックされるような文言か否か)」を別のアカウント(
https://x.com/kinoturayuki_twnitter:
https://any-nitter-url/kinoturayuki_tw)を使って確認することもできなくなってしまった。そこで、私は、当社のアカウントで、自分のライフワークである「政治システム研究」について多少話をしてみようという気になった。『Twitter』を自分の言論活動の場として相応しいと思ったことは一度もなかったが、数年の活動で、『Twitter』ユーザーの中には質のよいユーザーもいることを認識するに至っていたので、「ちょっとやってみよう」と思ったのだ。
「ちょっと」のつもりが、意外と長く続き、当社には、「固定読者」がついたのだった。当社のツイートへの感想を言ってくれたり、「あなたは知らないようだが」と言って情報をくださる人々が現れたのだ。「固定読者」の皆様は、皆様私のお願いを聞き入れて(と、私は当時信じて疑わなかった)、当社の公式フォームからご連絡くださることがほとんどだった。ほぼ全員が匿名フォームを利用しておられたけれども、IPアドレスは生のものが多かった。当社のフォームではなく、なぜか当社の関連サイト(たとえば当社の『WordPress』プラグインの公開デモサイト(
https://www.secure-formmail.net/))経由でご連絡をくださるかたもいたが、ほとんどのかたが私のツイートを「興味深い」とおっしゃった。皆様、実際に長期間読んでくださっているようで、私は気を良くしていた。
2018年頃には、当社の公式サイトから私のツイートへの反応を寄せてくださる皆様のアクセスログがたまってきた。すると、さすがに「脳天気」な私も、当社に「『Twitter』外」でご連絡くださるのは、「皆様が私のお願いを聞いてくださっているから」ではなく、「『Twitter』にアカウントを持っていないから」らしい、と、思わざるをえなくなった。当社の発信活動に反応してくださる皆様は、リファーラーを送信しないか、検索エンジンのURLで「リファーラー偽装」しているかたが多かったので、当社サイトに外部からお越しになったときのリファーラーのログそのものは役に立たなかったが、あるとき、私は、別人と思われる人たちのリファーラーのなかに「意味不明なアルファベットの同じ文字列」を発見したのである。
「なにか、当社の知らない『『Twitter』外のツール』のなかに、当社の固定読者が複数いるようだ」。
【コメント欄へ続く】
【編集履歴】Mar 25, 2024 カテゴリ「X(Twitter)」を追加しました。