トランプ氏が、「私が大統領になったら、性別は男と女だけにする」と宣言されたらしい。
科学的な意味では性別は「男と女」が圧倒的多数なのかもしれないが、私は、性の自己認識や、好ましく感じる人物についてなどは、「人それぞれ」だと思う。そして、この「人それぞれ」のところが、その人の「幸福感」に直結する「だいじなところ」だと思う。また、この「個人にとってだいじなところ」が、人類の多様性(素晴らしさ)を形成していると思うのだ。だから、私は、こういう「自己認識」や「好み」の問題に「国家」や「政府」が口を出すのは「人権侵害」であり、「人類への冒涜行為」だと思う。
こういう「国家」なり「政府」なり「エリート」なりの「枠嵌め行為」については、「じゃかしーわ」というのが一番よいのではないか?
【Mar 29,2024 02:25 (JST)追記】
なお、私のこの認識は、エリート層による「分断工作」を擁護するものではない。
エリート層は、性の問題を、「分断工作」や、「気に入らない国家に対して後進国であると指摘する作業」に利用している。
エリート層は、「人権」についてなどまったく考慮していない。エリート層は、「少数派」を単なる政治ツールとして利用しているだけだ。「少数派」を斧として利用しているだけなので、彼らは、「少数派」がなぜ「少数派」であるのか、どのような不都合があるのかなどということには本質的に興味を持っていない。「少数派」は「少数派」であることそれ自体で彼らには便利な素材なのである。