私の考えでは、『X(Twitter)』は、「プロスポーツの観戦場」に近い存在である。少数の「Star Players(スタープレイヤー)」がいて、その他大多数のユーザーは、「Star Players」の活動を「観て」、「反応して」、「Star Players」を「稼がせてやる」ところである。
Mikeさん系Fediverse(=『#
friendica 』、『#
hubzilla 』、『#
streams 』)は、私の考えでは、「国際的で、具体的な、問題解決の場」になりうる存在だ。
Mikeさん系Fediverseは、「Channel Owner(チャンネル主)」に「まとまった文章で自分の考えを述べること」を可能としながら「その発言に責任を持たせ」、なおかつ、「その気になれば、他人の意見を幅広く閲覧すること」をも可能としているからだ。『#
streams 』では、つながる相手を選ぶだけでなく、相手によって「つながり方」を変えることもできるので、「人間関係の不快さ」を理由に「利用するのが嫌になった」ということが起こりにくい。詳しいことはMikeさんのお言葉をごらんください(
https://fediversity.site/display/?mid=https://fediversity.site/item/06982ec8-fabf-45a9-8369-64765245a821)。
『X(Twitter)』の利用者であればご存知かもしれないが、SNSのような「インターネット上の他人と交流する場」には、当局が資金と工作員とを投入し、「多数派工作の場」や「ネガティブキャンペーンの場」、「スティグマを押して晒し者にする広場」として利用している(*1)。そのため、私の考えでは、私人ユーザーは、「交流の楽しみ」を見つけるよりも前に、当局の工作を起因とする「不快さ」を感じ、嫌気が差してしまいやすい。
私のライフワークは、「政治システム」の研究である。そのため、私は、個人的な希望として、「相手の考えを知るため」に、相手の「まとまった文章」を読みたがる傾向がある。短文ばかり読んでいても、私は相手の意見を理解することができないのだ(もちろん、理解できないのは、私が「生来バカなせい」という要因はあるかもしれないが、まあそれは棚に上げておく)。私が他人の短文を読んで他人の意見や立場を理解しようと思ったら、おそろしく長い時間がかかってしまうだろう。日本当局は、Musk氏の買収前、「短文SNS」である『Twitter』の利点を「災害時にも強いインフラ」であるところにおき、NHKニュース(事実上の当局のプロパガンダ垂れ流し機関)においてまで「推奨」したことがあるのだが(*2)、私は、当時、その理由を、「短文SNS」のユーザーが「時間ばかり浪費して、得るものがない」からではないのか、と、勘繰ったものだ。当時、当局は、『Twitter』を「災害に強いインフラ」として「推奨する」一方で、「デマが横行する困った場」でもあるとして、「利用する場合は注意しよう」などと市民を「教育」したりもしていた。それで私は思ったのだ、仮にユーザー同士の「相互理解」に資するSNSが登場すれば、当局は、「デマの温床」というレッテルを貼り、ネガティブキャンペーン一色でそのSNSを潰してしまう可能性が高いな、と。
なお、『X(Twitter)』と本物の「プロスポーツ」との違いは、「八百長のしやすさ」にある。プロスポーツで八百長をするのは難しいが、『X(Twitter)』では、八百長が容易だ。人海戦術を取ることができる組織や、運営側から「ボットを利用することが特別にゆるされる」組織は、「Star Players(スタープレイヤー)」や、「人気のある投稿」を「ゼロから作成する」ことができる。そういう組織が当局であれば、自民党用語の「印象操作」なるものをすることができるというわけだ(*1)。
ただし、私が見るところ、『X(Twitter)』にいる「Star Players(スタープレイヤー)」のうち、実力で「Star Players(スタープレイヤー)」になった人々(組織やマネーがうしろについていない個人)で、長文を投稿している人々は、「作られた人気者」とはまったく格が違う。素直に「Star Players(スタープレイヤー)」だと認めることができるような人々なのである。だから、私は、『X(Twitter)』には「観る価値がある」と思っている。仮に『X(Twitter)』が「Star Players(スタープレイヤー)」を軸にユーザー同士の「相互理解」に資するSNSになれば、当局からの『X』への風当たりは強くなるだろう。まさに、タッカー・カールソン氏がプーチン大統領にインタビューしたようなことは、当局には「悪夢」であったかもしれない。
まとめると、私の考えでは、『X(Twitter)』には『X(Twitter)』のよさがあり、
Mikeさん系Fediverseには
Mikeさん系Fediverseのよさがある、ということだ。「よさ」の「質が違う」ので、「比較する」ことは妥当ではない。私個人の考えでは、両者を「別種のもの」として考え、用途をわけて、両方利用するのがよいと思う。
私は、当初、『X(Twitter)』では「Star Players(スタープレイヤー)」の「推し活(=拡散補助)」をし、
Mikeさん系Fediverseでは、自分の考えを述べるようにするつもりだったが、最近、
Mikeさん系Fediverseや、
Mikeさんが「連れてくる」その他のFediverseユーザーが「Star Players(スタープレイヤー)」揃いだ、ということに気づいてしまい、Fediverseでも、結局は「推し活」してしまうことがわかった。自分も発言できるわ、「推し活」もできるわ、ということで、Fediverseは、「非常に楽しいところ」である。
Feb 15,2024 23:17(JST)
*1)当社が確認した限りの話になるので、「当局」というのは、具体的には、「アメリカ当局」と「日本当局」の2つになる。アメリカ当局の工作については、『TwitterFiles』をご参照ください(当社のTwitterAccountでもリツイートしておりますのでご検索ください)。日本当局の工作については、「自民党ネットサポーターズクラブ(
https://mainichi.jp/articles/20171018/k00/00m/010/172000chttps://lite-ra.com/2017/10/post-3499.html)」「Dappi事件(
https://bunshun.jp/denshiban/articles/b1826https://www.jiji.com/jc/article?k=2023101600895https://www.chunichi.co.jp/article/789728)」などがあります(ご存知ないかたはご検索ください)。
*2)これは誰もがご存知だとは思うが、「日本当局のプロパガンダ垂れ流し機関」は、Musk氏の買収後は、アメリカ当局が作成した『X』とMusk氏のネガティブニュースの「転電」(と言えば聞こえがいいが、実質は「転売」)しかしていない。なお、Musk氏のことではありませんが、一般論として、「当局に叩かれている人」だからといって「当局の敵」とは限らないのでご注意ください。参考に、『ネオナチ活動について(
https://mesh2.net/channel/rainbowlinkinc?mid=https://mesh2.net/item/e77c1e97-8577-453d-ac9c-c8da33cc3299)』をごらんください。読むのが面倒くさいかたは、自民党と統一協会(統一教会)との関係を思い出してください。統一協会は、信者に昭和天皇を「成敗する」劇を必ず見せていたにもかかわらず、実際は、資金面人材面で自民党の選挙を支える重要な組織で、自民党と「ツーカーの仲」でした(安倍元首相から「次の参議院選挙では、統一協会は埼玉県の候補を応援することになったから」と通達された長野県の自民党議員は、「もう選挙に勝てない」と思い、出馬を断念しているほどです(
https://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000263447.html))。自民党のコア支持者は、日本人アーティストが昭和天皇の写真を「焼く」くらいで「けしからん」と大騒ぎして、展示会開催地の首長のリコール運動までしてみせるほどですから(=前代未聞の署名偽造を起こした『大村愛知県知事リコール事件(
https://www.tokai-tv.com/tokainews/article.php?i=158154&date=20210205)』のことですが)、本来、フランスとロシアから「カルト指定」されているような「困った組織」である統一協会(統一教会)に「昭和天皇を成敗する」政治劇という「けしからん」ことをされたら、文部科学省は、税金の優遇措置がある「宗教団体」としての地位の「検証作業」に入るはずです。
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Feb/16, 2024 00:27 誤字を修正しました。「棚に挙げて」を「棚に上げて」に修正しました。