私は今まで『Sputnikジャパン』さんの投稿に違和感を覚えたことはなかったが、安倍昭恵氏のモスクワ訪問以降、違和感を持ち始めている。
特に、きょうは、ふたつの投稿に違和感を持った。
第一は、「統一協会(統一教会)を追っているジャーナリスト」として日本のテレビ(CIA系メディア)に出演してきた鈴木エイト氏にインタビューを行い、「安倍氏襲撃事件の『陰謀論』はすべて当局によって否定されている」「統一協会(統一教会)には影響力はない」と語らせている投稿である。
https://nitter.poast.org/sputnik_jp/status/1942110665101267384https://nitter.poast.org/sputnik_jp/status/1942501893722497244第二に、政治学博士で元駐日大使(1996~2003年)のアレクサンドル・パノフ氏に、CIAエージェントの孫である「安倍晋三氏」について、「日本の政治家の中では最高のカリスマ性を持った鮮烈な人物」と肯定的な評価をさせている点である。
https://nitter.poast.org/sputnik_jp/status/1942568031671955692#mパノフ氏によると、安倍氏は、ロシアとの関係改善のために「日本の主たる同盟国である米国の側とも深刻な対立を生み、これを乗り越えねばならないこともしばしばだった」と語らせているが、私の知る限り、安倍氏(やら日本政府やら)がアメリカと深刻に対立したことはない。むしろ、安倍氏は、「日米同盟の一層の強化」をうたい、日本人が反米発言をしないようにSNSで日本人を潰してきたのである。たとえば、日本庶民が『Twitter』で、「日本は貧乏すぎるから、米国債売れや」とか「沖縄から米軍を撤退させろや。あれを外患と呼ばずに何を呼ぶんだ? 」などと言ったものなら、速攻当該ついったらーの『Twitter』アカウントを凍結するやら、ネトサポ軍団に「朝鮮人認定」させるやら、ほとんどヒステリー状態で火消し作業に勤しみ、アメリカを怒らせないように「言論統制」していたのである。
世界中のジャーナリストが「アメリカと日本が対立した」と認定する場合は、どのような場合であろうか? 私が考えるには、次の波線内のような応酬がある場合である:
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日本の政治家「あへ氏」: 「日本庶民よ、聞け。俺様はすごい。米国債を中国政府に買ってくれって頼み込んで、おっけーもらったよ! 『めちゃ不良債権じゃーん、申し訳ない』って言ったら、『世界中に少量ずつ売りさばくから心配すんな』って言ってくれた♪ 」
駐日米軍トップ: 「なんだお前は、何様のつもりだ? そうかね、天皇制終了でいいんだね? こっちは日本庶民を抱き込むぞ。おまえらの日本庶民に対する戦争犯罪やら政治犯罪やらを洗いざらいばらして、日本庶民が自国政府に何を要求できるかを日本庶民に教えちゃるで。ミャンマーやブータンに逃げようったってそうはいかないぞ。そこはすでに俺様が抑えた。出国を禁止してやる」
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ジャーナリストの江藤氏によると、安倍昭恵氏のバックには日本財団が付いているということである。
ロシア政府は、日本財団と仕事をしてきた(sputnikジャパンさんで確認できる)。日本財団さんが日本政府の機関仕事を請け負っておられることは周知の事実なので、私は今まであまり深く考えたことはなかったが(どちらかというと「ふつう」のニュースだったのだが)、よく考えたほうがよかったのかもしれない。