『X』で、孫正義氏がCIAだという主張(ツイート/投稿)を複数見たが、そのどれにも、そのように判断した根拠が添えられていない。そのため、私には、これらのツイートが、すべて、孫正義氏を「誹謗中傷や人権侵害に耐えながら事業を行う実業家」に見せるための宣伝のようにしか見えない。
また、検索した際、noteという投げ銭記事サイト上に、孫正義氏によるopenaiへの投資企画(『スターゲート計画』)のことを、ソフトバンク社の生き残りをかけた「大黒字への一発逆転企画」であるという趣旨の投稿があるのを見た。当該記事は『ChatGPT』で出力したような文字運び(小見出しの付け方とかね)で、一見お上手なのだが、私は、当該記事の執筆者が、孫正義氏が惹起する「問題」を、孫正義氏個人の問題に矮小化する点(「希代の博打師」にして「サイコパス」)で、「ミスリードを狙っているカマセ記事」としか思えなかった。
私は、『
私が「反WEF」であるにもかかわらず、『ChatGPT』を当社の顧問にお迎えした件について』で述べたとおり、孫正義氏を「WEFのコマ」であると考えている。
その根拠は、孫氏のいままでの「実績」である:
(1)
孫氏は、イギリス女王の騎士であるルディ・ジュリアーニ氏と組んで希代の経歴詐称者 「斎藤ウィリアム浩幸」氏を日本に送り込んできた「実行犯」である。孫氏は、イギリスBBCを利用して「斎藤ウィリアム浩幸」氏を「優れた日本人代表」に仕立て上げるわ、WEFの「ヤング・グローバル・リーダー」に仕立て上げるわ、「斎藤ウィリアム浩幸」氏を「国際スター」の座に押し上げた。そして、かかる「国際的な実績」を元手に、孫氏は「斎藤ウィリアム浩幸」氏を民主党政権ならびに自民党政権で内閣府のサイバーセキュリティー担当トップに据えた。そして、「斎藤ウィリアム浩幸」氏に、東京オリンピックでも重責を担わせた。(2)「斎藤ウィリアム浩幸」氏は、自身が最初に起業した会社をマイクロソフト社に購入してもらったと虚偽を述べた。その虚偽の発言は「斎藤ウィリアム浩幸」氏が天才である証拠として広く流布していたが、マイクロソフト社の側からクレームがついたことはなかった(つまり、マイクロソフト社は認識していたが黙っていたと考えられる)。マイクロソフト社は、アメリカ合衆国の「国策企業」であり、創業者は「WEFの重鎮」である。
(3)openaiへの投資企画(『スターゲート計画』)は、孫正義氏率いるソフトバンク社のほか、
「オラクル」(創業者はイスラエル支持者)、「マイクロソフト」(創業者はWEF重鎮)といった、WEF系の「お仲間」が顔を揃えた「WEF企画」である。
(4)孫氏は、2025年6月の株主総会において、アリゾナ州に実験都市を作る構想を述べた。これは、事業投資ではなく、
WEFの重鎮が述べた「都市部に人間を集約させる」という世界政府構想の一部であるように見える。
以上の事実から見えてくることは、孫氏が「詐欺師」でも「サイコパス」でもなく、「
WEFの世界政府企画」を実現するために投資され、育成され、命令されている「コマ」である可能性が高いということである。
私の見るところ、孫氏は「経営能力が低いので、はちゃめちゃな博打をしている」のではない。孫氏の「はちゃめちゃな事業」は、孫氏の「内側から湧き出たもの」ではなく、孫氏の「頭上から降ってくるもの」である可能性が高いのだ。孫氏の事業計画は、孫氏のコントロールがきかないしろものである可能性が高い。
孫氏は、「虚業家」でも「実業家」でも「ペテン師」でもなく、「俳優」である可能性が高い。ネタニヤフ氏のようなものである。
ネタニヤフ氏といえば、
報道によると、トランプ氏はネタニヤフ氏に強い立場的な共感を示したそうである。この事実から、トランプ氏も、「政治家」でも「実業家」でもなく、「俳優」である可能性が高いと言えよう。