『
新型コロナは人工物か? パンデミックとワクチンをウイルス学者が検証する』by 宮沢 孝幸 (PHP新書)
非常におすすめ。私は納得しながら読んだ。
宮沢先生の論文が、アメリカのpre査読サーバーのみならず、ロシアのpre査読サーバーにも掲載を拒否されたということが、非常に興味深かった。
当時mRNA薬剤競争には、ロシアも中国も乗っかっていたが、ロシアと中国は「乗っからざるをえなかった」のだろうと私は考えている。なぜなら、「コロナパンデミック」(←まあ便宜的に)当時は、アメリカ主導のプロパガンダに世界中の人が騙されてシャブを打たれる事態になっていたため、ロシア政府と中国政府は、自国に「mRNA薬剤がない」ということが言えない状況に置かれていたからである。
私の考えでは、「コロナパンデミック」当時、ロシア政府と中国政府は、『World Economic Forum』を自国のアドバイザーにしている「自称先進国」の政府に「mRNA薬剤の権威としてふるまわれること」を恐れたのである。たとえば、ロシア政府や中国政府がこんなふうに言ったらどうなったか想像してみてください: 「コロナパンデミックはG7の儲け企画にすぎないので、うちは一緒になってmRNA薬剤を開発したりはしません。それを『新手のワクチン』というか、『免疫を利用した新薬』であるとして開発しても、販売できるまで10年以上かかりますし、金の無駄ぽいです。とりあえず生ワクチンか不活性化ワクチン作ったほうが安いし早いです。うちは、当面、生ワクチンか不活性化ワクチンでいいです」
こんなふうに言った日には、「自称先進国」がロシアや中国に対して「mRNA薬剤の権威としてふるまって」きて(空前のブルーオーシャン向けに派手にプロパガンダを打ち込んできて)、ロシア人や中国人の多くがそれに騙されてしまい、「自称先進国」の製薬会社のシャブ(「後進国のために特別に効くように調合してあげた特製ワクチン」)をこぞって入手し、派手に健康を害される事態になっていたであろう。
私は、ロシアと中国は、「自国にもmRNA薬剤はあるぞ」ということにして、自国民には栄養剤を打っておく戦略を取ったのではないかと推測している。